廃墟。
心惹かれるのは何故でしょう。
人のいた気配がするせいか、終わりが見えるせいなのか、
怖いもの見たさなのか、成れの果てが儚いからか。
身近なようで非日常だからなのか、温度を感じない事が美しいのか。
ページを開くと早速、
「緑の廃校」というタイトルで
東北地方の教室や廊下、保健室。
冬が来るたびに腐食が加速し、倒壊するであろうことがわかると。
とても美しい写真の数々。
建て替えることはあっても、
直すような状態ではない。
終わりを待っている。
人が作った学校で、そこで学んだ子供や、保健室には先生がいて、
ここで生きた人たちがいる現実がある。
廃遊園地、廃ホテル、廃鉱山、廃工場。
それぞれにあらゆる事情があってこうなったとはいえ、
なんとも物悲しく、無機質な景色の数々。
見る人が見たら、心霊が~とか
残像思念が~とか言うでしょうけど
どうであれ、「朽ちていく」ことの静けさと退廃美を感じました。
世界の廃墟も見たくなりました。
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