12/27 仕事納め、そして思えば遠くへ来たもんだ 中原中也 頑是ない歌

本ページはプロモーションが含まれています


いつもより少し早めに、27日で仕事納めでした。

とはいえ在宅の仕事は休んでいると溜まってしまうので

年内中にあと6時間ほど行う予定です。

年明けは、毎月3日までに6時間ほどかけて行う業務があるので

2日に、それを終わらせようと思っています。

そのあとにはすぐいつも通りの仕事が始まります。

娘たちも冬休み。

こんなふうに、子供と過ごす年末年始

いつかは来なくなるのだと思うとさみしいものです。

家族で当たり前のように過ごせる時間なんて、

そんなに多くはないのだと

自分の経験からわかったうえで改めてこの時間が尊いです。


今日は年越しそばの材料、数日分の食材、

お菓子の買い出しに行きました。

そう気軽に帰れる距離ではないので、

今年も家でのんびり過ごします。


思えば遠くへ来たもんだ、というと、

海援隊、武田鉄矢さんのあの曲を思い出しますが

中原中也の詩、「頑是ない歌」を元にしているんですね。

  
雲の間に月はいて
それな汽笛を耳にすると
竦然(しょうぜん)として身をすくめ
月はその時空にいた


思へば遠く来たもんだ
此の先まだまだ何時(いつ)までか
生きてゆくのであらうけど

引用:中原中也『在りし日の歌』


本当に、思えば遠くへ来たものです。

月がきれいで、余計にそう思う夜です。

おやつ
おやつ

まんまるお月さまだねぇ

18回目の、関西での年越し、ということになります。

あまり、というかほぼ、記憶がないというか思い出せずにいます。


思い出さなくていい気もしていて、

あえて掘り起こさずにいます。

郷愁といいますか、

私はあまりホームシック的要素を感じないほうで

それは私の思う「さみしい」とは別物で

地元が恋しいみんなに会いたい、と思うけど、

それはさみしさではなくて

次いつ行けるかなー、みんな元気かなー、

会いたいなー、という

カラッと晴れた温かい感情です。


会いたい気持ちが現実的で、

物理的に経済的に今は行けないってだけで。

悲しく苦しくなることはなく。

時期とか関係なしに、何にもない日に帰りたいものです。

普通の日に、来ちゃったよ、みたいな気軽さで。

来年はそんなことができるといいいな、じゃなくて

できる自分になりたいです。


本を読みまくって、娘たちを抱き締めまくって、炊事しまくって、

記事を書きまくって、今年を終えようと思います。

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村
スポンサーリンク
スポンサーリンク
本日のももんが
ももんがをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました