マンガでわかる! 10代に伝えたい 人生を前に進める名言集 【読書感想文】

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文:定政敬子さん 絵:モドロカさん

図書館で見つけ、娘たちに・・・と借りてきましたが

盛大に自分自身の学びになりました。

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すべてマンガというわけではなく、半面は文章です。

かなり読み応えあり。

数々の名言と共に、その言葉を発するに至る経緯や生き様が記されていて

素晴らしい言葉を知るだけでなく、

189人の生きた証を感じます。


おやつ
おやつ

10代だけじゃなく、どんな世代の方が読んでも

こころに響くお話がたくさん。


いくつかの名言を抜粋させていただくことにしました。


日野原重明さんの言葉

  

生きがいとは、自分を徹底的に大事にすることから始まる。

引用:人生を前に進める名言集 「日野原重明さん」



日野原重明さんといえば、105歳まで現役の医師として活躍し、

日本で初めて人間ドックを開設。予防医学を取り入れ

治療ができない患者さんが心穏やかに最期をむかえることができる終末医療に力を注ぎ

日本で初めてホスピス(緩和ケア専門の病院)をお作りになった方です。

十歳のきみへ―九十五歳のわたしから

明日をつくる十歳のきみへー一〇三歳のわたしから

↑日野原さんの著書で、テレビやネットなどで目にした事がある方も多いと思います。


ももんが
ももんが

生きがいって、あまりよくわからなかった。

生まれてきたから生きるってだけで

子供のために生きようってだけで。


バニラ
バニラ

自分を大事にするようになって、

何か変わった??


ももんが
ももんが

どうでもよかったはずの人生に

少し先の夢がたくさん増えたよ



私の生きてきた道に、何が欠けていても今には辿り着きませんでした。

良いことばかりではなかったけど、

つらいことが多かった分、うれしいことをもっとうれしく感じることができた気がしています。

別れや死や悲しみは、投げやりに生きていた自分に命の限りを教えました。

道中、たくさんの人に生かされてきたことを実感しています。


徹底とまではいかないけれど(やはり、最優先は娘たち)

自分を大事にし始めてからは「ストレス」を理解できるようになりました。

知れば回避もでき、ご褒美を自分にあげられるようになったからです。

こうした積み重ねが少し先の私をより自由にするのだと実感しています。



レディー・ガガさんの言葉


時に奇抜なファッションで話題になり、とても美しくかっこいい、

日本を好きでいてくれる世界的アーティストのレディー・ガガさん

PVは過激だったりもしますが(そこが表現力で世界観で)

かつてガガさんの人気が急上昇している頃、TVで下積み時代の苦労を目にし

こんな輝かしい方にも試練はたくさんあり、乗り越えてきた事を知りました。


   

あなたのやさしさで、

相手のいじわるをやっつけちゃいなさい。

引用:人生を前に進める名言集 「レディー・ガガさん」



いじめにあい、落ち込んでいるガガさんに向けたお母さんの言葉だそうです。

これを読んだ時、お母さんの娘を信じる気持ちに心が揺れました。


いつだって、やった側よりやられた側のほうが悲しいくらいにやさしく、理不尽で

そんな報われないくやしさがあってたまるかと、やった側を憎く思ってしまいますが

それを、やさしさで勝てたなら。

改心につながるやさしさが武器ならば。


そう思うのは私の解釈ですが、

子が母親にそう言われる事に、深みをかんじました。

ガガさんのファンのひとりが、いじめを原因に命を絶った事をきっかけに

いじめ撲滅のためにお母さんとボーン・ディス・ウェイ財団を立ち上げました。


ガガさんが学生時代に心を痛めた経験が

人を守り人を愛する活動に繋がっている事。

今この時にも、世界中のいじわるをやっつけています。


アン・サリバンさんの言葉


  

人の唇からもれる、ほほえみを

自分の幸せと感じられる人間に、私はなりたい。

引用:人生を前に進める名言集 「アン・サリバンさん」


「見えない」「聞こえない」「話せない」の三重苦を克服し、

「奇跡の人」として知られるヘレン・ケラーの家庭教師、アン・サリバンさん

アン・サリバンさんは貧しい農家の生まれで

父親はお酒に溺れ家庭を顧みず(後に失踪する)、貧しい暮らしの過労がたたり母親が亡くなってしまいます。

自身も幼い頃の病で目に障害があり、小さな弟と共に救貧院に入る事になりました。

しかし入院後、病弱な弟が亡くなり、生きる希望を失い孤独になってしまうのでした。

この頃には全盲に近いほどに目の状態も悪化していたのだそうです。

おやつ
おやつ

小さな体と心で

薄暗い視界の中、ひとりだなんて・・・。


その後、看護師との出会いを経て勉学に励み、目の手術を受け、

ヘレン・ケラー家に招かれたのは20歳の時の事でした。

そして、ヘレン・ケラーの先生として根気強く、愛情深く教育に尽力します。

この頃のヘレン・ケラーは、ちょうど亡くなった弟さんくらいの歳だったそうです。


みぴー
みぴー

みぴーは伝記大好きでね

ヘレン・ケラーが好きなの


悲しみを知っている人のやさしさは、底なしに深いと思うのです。

唇からもれるほほえみは、声や言葉だとは限りません。

見ていなければ気付けないかもしれません。

ご自身も手術を受けたとはいえ、視力は万全ではなかったはずです。

五感で人のしあわせを感じて、自分の喜びにするなんて。

光そのもののような方だと思いました。


まとめ


内容たっぷりですべてはご紹介できませんが

糧になる言葉と信念をたくさん学びました。

こうして人の一生由来の名言に触れるたびに

自分をやめずにいたいと思います。

今こうして生きれている事に感謝して

すごくなくても充実して幸せに生きれるように。



明日、何を着たって、何を思おうと、

他の誰でもない自分の一日です。

誰が何と言おうとも、誰に何と思われようとも。

不確かな情報に惑わされず、決めつけを自分にあてはめることなく、

自分を楽しんで生きる先には、何があるでしょう。

それを見れるのは自分自身なのだと思っています。


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