監修者はイガリシノブさん、劇団雌猫さん。
イガリさんといえば、メイク好きな方であれば
一度は見聞きしたことのある方だと思います。
(イガリさんのコスメブランドはWHO MEEです)
劇団雌猫さんは
もぐもぐさん、ひらりささん、かんさん、ユッケさんの
アラサー女性4人組のサークルです。
(↓劇団雌猫さんが原案を務めたマンガで、ドラマ化されています)
イガリさんのメイクは、透明感と血色を特徴としていて
2010年代に、「イガリメイク」「おフェロメイク」として
一世風靡しました。おしゃれで色っぽいメイク、です。
フェロモもんが
私自身、歳を重ねるごとにカバーに向かう流れが
どうもしっくり来ず、できるだけ素肌でありたいと考えていました。
コンプレックスは多くとも、隠す事が苦手なのは性格と一緒で
自分をどうにか活かす方法を編み出すのが好きです。
肌がそこまで強くもないため、使えるアイテムに限りもあり
品数を増やすほどに、時間も費用もかかるからです。
お化粧って順番があるの??
好きであればいいの
自分を愛するための方法に
ルールはないの
崩れないようにするためには下準備が必要で
そこに手順が必要になります。
(日焼け止め→化粧下地→毛穴ケア下地→コンシーラーのように)
それを私は、化粧下地or日焼け止め に短縮したいのです。
その日のコンディションによって手数品数に増減はありますが
崩れたくないがためにメイクを軽く(&直しやすい)
肌のために落としやすいメイク、が理想です。
そこを理想にすると、シンプルになるのは必然なのです。
なりたい自分にはなれない、とも思いません。
技と気持ちがあればいいと思っています。
(若い頃はメイクや服装に迷う事も多かったのですが、
人から褒めてもらえた時の内容と、
なりたい自分が一致していた事で
感覚をつかんできたように思っています)
人から聞いた自分のイメージって
実はすごく、ヒントになるよね
そんなこんなで、ミドルエイジに差し掛かる頃
これまでのメイクとは少し流れを変えていきたい、
装うのではなく、これからは「らしく」、と思っていた時に
自分の好みにぴったりだった為、それ以来参考にしています。
(河北裕介さんのメイクもとても好きです)
(↑河北さんのコスメブランド&beのとても使いやすいハイライト)
この10年で、赤リップやブラウンリップ、
ハイライトやツヤ肌、
こんなに日本のメイクが進化した理由は
メイクアップアーティストさん達の功績だと思います。
強調したり隠すのではなくて
在るものを活かす、輝かせる(コスメも、人も)
今の眉を活かす、目の形を活かす。
その結果、とても自然で個性が活きていて
読み込むことでとても目の保養になりました。
YOUTUBEやSNSのおかげか、
どこを見てもきれいな方ばかりで
流行や、型にハマらないスタイリングと
メイクを楽しんでいる事を雰囲気から感じて
右に同じではなく
「自分はこう」 と自己表現できる多様性がある時代なことを
改めてすばらしいと感じます。
本書で1300人のネットアンケートを読むことで
多種多様の感じ方、悩み、方法があるのだと知り
ますます私も「私らしく」生きようと思いました。
引用:化粧劇場 わたしたちが本当に知りたいメイク術
どんなふうに一日を始めるか、
どんな顔で今日を生きるかは自分次第。
化粧を好きな日も、好きでない日も、幕は開きます。
どうせ舞台に立つのなら、
少しでも自分を愛せたら嬉しいですよね。
劇団雌猫のかんさんのお言葉です。
「自分次第」「自分を愛する」
私が大事にしている言葉がふたつも入っていました。
メイクが好きでも、毎日気持ちは一定ではありません。
元気な時も、つらい時もあり
できれば見せていたい自分があっても
それを邪魔するコンプレックスもある。
でも、大丈夫。
これも自分。可能性は無限です。
良いところがないはずがないです。
歳をとろうが体型が変わろうが
その都度「らしく」あればいいと思うのです。
私は10年前の自分より今の自分のほうがずっと好きです。
ウケなんてどうでもよく、私が好きな私を楽しんでいるからです。
自然なハイライトをひと刷毛。
笑顔が際立つチークをひと刷毛。
血色良く見えるリップを塗って、明日をゆるゆる始めましょう。
自分のすてきなところ、たくさん楽しんでください。
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