乳がん、転職、ガン宣告からの退社と職業見直し計画

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当時、家計のために転職を決め、

飲食店のオープニングスタッフの面接に合格

オリエンテーションと開店準備にも参加した後

ガン宣告を受けました。


採用から、退社


「せっかく採用していただいたのにガンが見つかってしまい、

この先どうなるかわからないのと、肝心のオープン時にも居られないので

申し訳ありませんが退社させてください」と伝えたら

当時即決で採用してくださった面接官の方が

「籍を残しておくので、元気になって戻ってきてください」

と言ってくださいました。

ももんが
ももんが

それでも、ひと月後には
「今後、治療や通院もあるので・・・」と
お礼を伝えて退社しました。

オリエンテーションで大勢で楽しく交流して、

開店準備もみんなで食器を収納しながら仲良くなり

ここで仕事をしたかった人はたくさんいる中で

私がいつ戻れるかもわからない中で場所を空けておいてもらうのは

あまりにも申し訳なかったのです。


(コロナの影響を受けても邁進し、進化し続ける企業

一瞬でも一員になれた事を誇りに思っています。

採用担当の方にも、人事の方にも、当時のスタッフ仲間にも感謝です)

手術後の不安


誠心誠意マジメに努力していたら

見ていてくれる人はいて、

特に経験もない自分を評価して

期待してくれていた事を思うと申し訳なさと

新しい環境でのスタートともいえる橋が崩落したように思えました。


術後、その先に寿命があるとしたら

一体私はどんな生活をして、どんな仕事ならできるのだろうと

考えるほどに暗闇に沈み込むばかりでした。



手術する前段階では、

絶望と恐怖ばかりで、その後の未来なんて、考えにくいのです。


区切りと、始まり


しかし、今なら言えるのですが

ももんが
ももんが

適切な治療を受けることで
以前とは違う、新たな日常がスタートします。

失ってばかりじゃない、得る事だってある
そこから生き直しです。

わかってくれる人ばかりではないかもしれません。

理解してくれる職場ではないのかもしれません。


しかし、立ち止まって「自分」というものを見直す事で

これから先の生き方に工夫や計画を取り入れる事ができます。

この計画性のない、行き当たりばったりの

直感で生きてきた無謀な私でさえも。

はにわ先生
はにわ先生

・・・自覚はあったんじゃな・・・。

乳がん手術後に懸念される

リンパ浮腫についても用心する必要がありますし

術後の通院で平日にお休みをいただく事にもなります。

ホルモン療法の副作用の影響なども。


苦しいのに今までのペースで仕事をするという事も

「仕方がない」と今までは思ってきたことも

改善に取り組むきっかけになると思うのです。

今まで通り「仕方がない」から続けてきたことが、

そうもいかなくなる現実を実感し、改善策を編み出すのです。

模索と開き直り


じゃあどうするか。

力仕事がしにくくなるのであれば、

他の業務を担当する、

そういったお話を受け入れてはもらえない会社であれば

転職を考える事もひとつの手段です。

だって、生きていくんですから。

あなたにお願いできる仕事はここではこれしかない、

と言われてしまうとしたら、そうじゃないを見つけたいものです。

ひとつだけの体、自分の人生です。

勉強してみる、努力してみる、

それが新しいスキル自分の力になっていきます。

「どうせ私は・・・」「何の資格もないし・・・」

「足手まといになる・・・」「できるわけない・・・」

「もう歳だから・・・」

私も常々思ってきたことですが、

乳がん経験のおかげで開き直りました。

みそ
みそ

ももんがのスキル

【開き直り】の発動!

やってみなきゃわからないのです。

やってみてダメかどうか判断すればいいのです。


どんながあるかわかりませんし、

意外な事ができることになって、ずっと続ける事になるのかもしれません。

かく言う私も乳がんになった後のほうが生きやすいのです。

今も、以前とは全く違う類いの仕事をしています。

自分を大切にする選択


例えば熱があっても「具合が悪い」とは言いにくい性分で

今日さえ乗り切ればなんとかなる!と思うタイプでした。

しかし、その根性めいたもので得てきたものもあれば

本当に苦しい時に「助けて」、と言えない自分を作り上げました。

胸を両方失い、離婚を選び、

今やっと、正直に生きれるようになったのです。


ガン後の転職時にも、面接時に乳がんについて話し

その都度不調や問題などを隠さず伝えて

これはできそうにないです、でもこれならやれます、と

できないことの代わりにできそうな事、努力してみたい事を

伝えるようにしました。

幸いにも考慮してくださる会社に恵まれたおかげで

ガンだからといって必要以上に引け目を感じる事なく

私自身も、できる事を頑張ろうと思えました。

正直に自分を表現することは、結果的に自分を救うと思います。


実際、不採用になったり、扱いにくいと思われてしまう事はあるとしても

それでもいい、と受け入れてくれる会社のほうが

懐深く、理解がありますし、相談もしやすいです。

自分自身も、受け入れてくれた事に対し

感謝の気持ちで仕事に取り組めます。

生まれ変わったように

過去の自分を連れて、これからの自分を生きましょう。




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