「乳がんの本」 乳腺専門医がわかりやすく解説 【読書感想文】

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2021年発売、著者は乳腺外科医髙橋かおる先生です。

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オールカラーでイラストが多く、読みやすいです。

ひとつずつ読み込むうちに知識がつきます。

(イラストで理解しやすく解説してくれます)

医師選び、病院選び、治療方針やその種類など

患者側はこれからの治療に対して何が最善なのかを迷います。

「わからない」という事が不安や混乱、悪い想像につながるので

自身のガンを知るということは、

動揺している気持ちをなだめてくれます。

※前知識をある程度つけておくと、

主治医に聞きたい事がある時に

限られた診察時間の中で


伝えやすくなる利点もあると思っています。



あなた自身でよく考え、後悔しない選択を、と書いてくれています。

患者の意思に選択肢があることを感じさせてくれる内容にハッとしました。

再発やがん発覚後の妊娠出産に関しても記載されており

家族側へのアドバイスや術後の働き方、

抗がん剤、リハビリ、ウィッグ、治療で使用する薬剤の内容、

自分のガンのタイプなど、知りたかった事を知ることができます。

考えなくてはいけない事がたくさんある中、

穏やかに導いてくれるような一冊でした。

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