著者は、さまざまなセクシュアリティやジェンダーについての
リアルな体験談を短編マンガで届ける
ウェブメディア編集部、パレットーク。
LGBTQ+についてとてもわかりやすく書かれていて
これまで、内容を見聞きしても
用語の種類の多さからそれぞれに対する理解が浅かった為
今回この本を読む事で勉強になり
併せて自分のセクシュアリティを実感しました。
私自身、カミングアウトというほどではありませんが
性別に関係なく人を好きになってきた事を
ざっくばらんに伝えてきました。
魅力的な人は性別・年齢問わず、魅力的なので。
(離婚しましたが)結婚して子供をうんだので
そういった話も薄まっているかもしれませんが
小4くらいからずっと変わっていません。
女性の体にうまれ、女性として生き
母親になって女性をふたりうみましたが
女性という性別に対してあまりこだわりがないのも事実です。
ひとり親になった事で、
お母さんだけじゃなく、お父さん役も・・・となった時に
「お、お父さん!」と俄然やる気がわいたものです。
![ももんが](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2023/12/S__48726043_0.jpg)
おっかさん兼おとっつぁんだよ。
「私は私」です。
「男らしい」「女らしい」ではなく、
私が大事にしている「らしい」は
「私らしい」という事です。
私は私らしくいられない生き方なんてもうしません。
そういった意味合いでも、
乳がんで、女性の象徴的な部位でもある胸を失った事で
自分自身を知り、客観視できた気がしています。
しかし、女湯に入るのに胸があったほうが楽である事。
出かけるときは胸に膨らみを作る事。
他者のために自分を装い当たり前に女性である事。
この感情は、LGBTQ+ゆえの苦しみと
似通ったところがあるように思っています。
憐みや決めつけ、マウント、否定。
きつい感情と隣り合わせだと思います。
それを覚悟で、自分らしく生きようとする方がいます。
果たしてその方と同じことができるでしょうか。
そして、人の信念を笑えるでしょうか。
15~24歳の男性で異性愛でない人の自殺未遂率が
異性愛者の約6倍であるという調査結果や
女性蔑視の歴史、日本の家父長制、
LGBTは11人に1人、左利きの人と同じくらいいるという事。
読めば読むほどに現実を知りました。
私にできることは何か、
それは「理解する事」
色んな人がいて、私がいてあなたがいる。
親としても、今を生きる子供たちが
自己否定することなく、自分らしく生きてほしいです。
「ふつう」や「当たり前」なんて不確かなものに
体と心を折りたたんで当てはめる必要なんてないと思います。
刷り込まれた偏見や思い込みが、人を追い詰めてしまう。
「あなたの〇〇、おかしい、変だよ、普通じゃない」
自分が言われてつらい事は人に言うものではないし
理解した上での意見と、頭ごなしの否定は違います。
「私はこうだよ、あなたはそうなんだね」
そんなふうに認め合えたら、世界は変わるでしょうか。
![おやつ](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2023/12/S__48726044_0.jpg)
ぼくは、目玉焼きも玉子焼きも好き。
ゆでたまごも好きだよ。
にわとりさんにありがとう、だよ
![しあわせの鳥](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2023/11/6D31DCE2-5C3A-42AF-952C-C4C68271F5C3-e1700926495409.jpg)
そんな君がすきだよ。
君が正体不明で性別不詳だったとしても
どんな君でも大好きだよ。
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