宝塚市 大本山 中山寺 鐘の緒 安産祈願 西国二十四番札所 手術から7年半後の未来

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中山寺へは、3度目の参拝です。

安産祈願や青い五重塔が有名です。


10代後半から寺社仏閣巡りを続けています。

私にとってシンパシーを感じる場であり、特別なお寺です。

ももんが
ももんが

そして今日、

その意味を知る事になりました



数か月前からGoogleフォトの容量オーバーのお知らせが来ていて

画像の整理を少しずつ行っていましたが

過去を画像で振り返る事が未だにつらく、まともに見れずにいました。

今回、中山寺の記事を書くにあたって、初めて参拝した日を振り返ってみようと

あまり思い出したくない記憶を直視しないようにして

その容量オーバー寸前の画像たちの中から探し出しました。

2017年のゴールデンウィークに乳がんで入院していたので

これを書いている今日という日は、乳がん手術の入院から7年後、ということになります。

当時、がんという自分の運命が受け入れられず、精神的にかなり不安定でした。

娘たちは小さく、夫とは不仲、仕事もハードで心身共に余裕がありませんでした。

今はその事を何とも思っていないのに、振り返ると息苦しくなってしまい、

心臓がザワザワして動悸が早くなり、涙腺がおかしくなって勝手に涙が出ます。

ももんが
ももんが

そんなことくらいで

こんなふうになる自分が未だに不思議です。

おやつ
おやつ

塞がったようで

生傷のままなのかな



2018年2月24日初参拝だったようです。

今回は、当時の画像と、先日の画像を使って旅の記録をしていきます。

左:ねぴー(私撮影) 右:先日の私(ねぴー撮影)
(PCだと左右に表示されますが、スマホだと上下、になります)


左のこの子が大きくなって、右の私が、この子に撮影される未来です。


かつての娘たち。

手水舎の作法はこの頃から教えていたようで、上手にお清めしています。


今の娘たち。

前もってかつての写真を見てから向かったわけではないので

とても感慨深いです。

背伸びしなきゃ水をすくえなかったみぴーがこんなに大きく。


ねぴーが撮影してくれました。

左側の方のお顔が写ってしまったので我々と一緒に隠しましたが

降り注ぐ光の輪と虹が、歓迎してくれているように感じます。

※夢のない話ですが、カメラ撮影時に光の線が入るのは

レンズフレア、ハレーション、ゴーストなど

カメラのレンズの特性によって出るものだと言われていますが

私はそれだけではないと思ってます。

おやつ
おやつ

光が映るって、

ステキで美しいことだものね


当時休憩所でこうしてお抹茶とおはぎ、お団子をいただいたのですが

今回はこの後、手塚治虫記念館に向かうために断念しました。

次回こそは、同じ角度で撮りたいものです。

(指をくわえるみぴーも、本人に再現してもらわなきゃ)




左が当時の五重塔。見上げるねぴー。

右が今回撮影した五重塔。

ねぴー
ねぴー

おかあさん、ねぴーはなんだか

ここがすごく好きだよ

という彼女には、何か伝わるものがあったのだと思います。

今日学校から帰ってきたねぴーに昔の画像を見せました。

彼女がここを好きだと思う理由と、心が繋がったと思います。


どんな季節でもいつだって風情があって

心休まる美しい寺社です。

安産祈願に来ているご夫婦や、その後の御礼参りに来ているご家族が多く

和やかな空気に包まれています。

エスカレーターがあるのも珍しいです。膝を痛めている方やお年寄りでも参拝できます。

かつて西国巡礼の道のりが過酷であったことから、

足腰が丈夫であるようにと、わらじ祈願でも有名な場所です。



ゴールデンウィークの締めくくりにと、

思い付きで中山寺手塚治虫記念館に行く事を決めましたが

あれから7年が経ち、私たちは色んな事を乗り越えて今があり

振り返りたくない記憶の中から娘たちとの思い出を拾い上げました。


これを機に、もう苦しかった記憶は片付けようと思えました。

弱って迷っていた自分の記憶を遺すことは自分への戒めだと思っていました。

もっと反省しないとまた同じことを繰り返すかもしれないと。


でもこうして自分の力で、道に迷ったりしながらも

自分の稼いだお金で質素ながらも平和に暮らせて

娘たちと出かけられるようになった今

過去を引きずるのは終わりにして、未来の幸せのために生きたいです。


・画像が容量オーバーにならなかったら、この思い出を振り返って探すことはなかったかもしれません。

・娘たちに当時の記憶はないのに、彼女たちが「行きたい!」と言わなければ手塚治虫記念館だけを目指していました。

・小さい頃の姿を目にしたことで、存在と成長の尊さを改めて感じました。

・過去を辿る事で、当時の悲しみを理解する事ができました。

・もう忘れてもいい事を消して終わりにすることができました。

・これを機に過去を整理して、先へ進むために背中を押してもらえた気がしました。


生きてこれてよかったです。


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