先週末に、みぴーが学校から封筒を持ち帰りました。
封筒から、目には見えない圧を感じる・・・
予感は的中。
PTA指名委員会選出のお願い、という内容でした。
幼稚園の催し事のお手伝いや
自治会の班長、子供会の係くらいは経験してきましたが
クラス委員やPTAは未経験でした。
そういった学校に関する保護者の役割は
お友達同士で立候補してくださったり
子供のため・・・と挙手してくださる方のおかげで
役が、まわってこなかっただけで
1度、2度は経験するものかな・・・と認識しています。
ただ、気がかりはシングルマザーという事。
月1で夜に子供を家において会議に出席することや
係になると我が子の出演を見る事ができなかったり
家族に何か頼む、といった事ができません。
仕事を2つと、在宅ワークとブログもあり、時間もありません。
私の場合は他県出身な事もあり
このあたりの地元常識(出身校や土地勘など)に疎く
(一度話してしまえば、この社交性でどうにか頑張るのですが)
コロナ以来、そういった交流の機会も減った事で
(参観もオープンスクール、運動会は学年で時間をずらす、など)
娘たちから〇〇ちゃん、〇〇くん、と話は聞くものの
親御さんにご挨拶をする機会がほぼありません。
保護者さんとお子さんが結びつかない
名前が覚えられない
離婚後、引っ越してきて4年になりますが、
学校関連ではそんなに知人がいないのです。
子供が中学まで一緒に育つことを思うと、
何か気まずくなるような事態は避けたい、という
防衛本能もはたらいてしまいます。
指名委員とは
全く知らなかった、というと勉強不足でしかないのですが
どうやら、
(この学校、この地域だけなのかもしれませんが)
地区ごとに選出された合計20名ほどの中から
PTA会長を含む役員12名を決定するのだそうです。
名前がぐるっと円状に並べられたプリントを子供が持ち帰ります。
そこから、推薦する人に〇をつけて学校へ返します。
これは、珍しい苗字、目立つ名前だと不利かもしれません。
クラスメイトからよく聞く名前、もしくは全く知らない人、
みなさん色々なお考えで〇をつけるのだと思います。
私の場合は今回、円状に並べられた名前の頂点に名前があったので
配置的にも一番先に目が行くため
それが選出された理由かもしれません。
私が認識していた指名委員
これまで私が思っていた内容は
指名委員に選出された場合、話し合いに参加し、次期役員を探す。
適任者、引き受けてくれそうな方がいれば、お願いしに行く。
そんな役割だと認識していました。
立候補者がいればその場で決定し、話し合いもない。
それを果たせば次期の選出時に免除される。
そのため、そんなに大変なものではないらしい(?)
という認識でした。
実際は
驚くことに、
選出された中から、じゃんけんやくじ引き、話し合いで
問答無用でその中から決定する、ということでした。
2人しかいない地区からひとり決めなくてはならない、
6人いる地区から3人、など
どうしても引き受けられそうにない人にしてみると
過酷だと感じました。
やはり、家庭の事情はありますし
幼稚園や保育園などで
(良くも悪くも)面識があることも多いでしょうし
苦手な方と一緒になる怖さ、などもあります。
(私も、強そうな方と組むことになったら・・と思うと
かつての人間関係で苦しんだ過去を思い出してしまいました)
選出されても参加しない、役員に選ばれても
一年間一度もいらっしゃらない強者もいるのだそうです。
頭をフル回転させて考える
苦手意識が先行していて恐怖でしたが
我が家は3歳差。
来年はねぴーが受験、みぴーが卒業入学、になるため
来年だけは、役員関係は無理だと思っていて
それなら今年、クラス委員に立候補してでも
来年の選出を免れたいと思っていました。
とはいえ、6年生でクラス委員になるのを避けるために
(卒業式での役割など、負担が大きいので)
5年で立候補する方が多そうで、
もしそれに選ばれなければ
私としては一番難しい、来年の選出に
またピックアップされるという事です。
(役員をされた事のない方のみが円状リストに載るのです)
腹をくくる
席についてすぐ、
隣に座った明るい女性が話しかけてくださいました。
同じ地区なので、かなりのご近所さんばかりの班です。
とてもお話しやすくやさしい方ばかりだったので
前向きな話ができ、その中で役員経験のある方が
おふたり、立候補してくださいました。
みなさんそれぞれ仕事もあって忙しいはずなのに
「最後だし、やるよー」とおおらかな笑顔で。
子供のためなら、と。
じゃあまだ決まってないあと1人は、
今日来てない方の分を先生に代行をお願いしてくじ引きしようか、
という事になりましたが、
「おふたりとなら、同じ係にはなれなかったとしても
やれそうな気がするからやってみます」
と挙手しました。
役割の種類
その日決まった人たちで来月集まり、
会長、副会長、会計、会計監査、書記
実行委員が
人権文化、保健体育、広報、安全衛生に約2名ずつ
任命されるようです。
広報か安全衛生なら、なんとかやれそうな気はするのですが
内容はまだわからないのでなんともいえません。
ただ、できないことはできないとハッキリ言います。
今までの私だったら、
なるべく影薄く、やり過ごすことだけを考えたと思います。
(人前に出る事も発言する事も不得意です)
でも今は生き直しです。
ひとり親で身内はゼロ、去年ガン手術で今後もわからない、
その私ができる範囲のことを頑張る。
そこはもう、正直に主張しようと思います。
やる気はあっても、至らないことはきっと多いです。
学校への思い
4年前に転入したねぴーと
新一年生で入学したみぴーを
毎日楽しく通わせてくれている学校です。
離婚後、慌ただしく引っ越しをして始まった暮らしです。
学校近くに住んだことで通学も安心で
この学校で本当によかったのです。
自分がかつて不登校だったことを含め
子供が楽しく通学できたということは
私には当たり前の事ではありません。すごい事です。
その恩返しです。
非力なりにちっちゃく頑張れば、恩返しになるかと思いました。
子供のためなら、と私も思います。
実際はそんな大袈裟な事ではないのかもしれません。
PTAというイメージがあまりよくないだけで。
(そう思いたいです。また続報書こうと思います)
これをきっかけに、近所にお母さん友達ができた事も
頼もしいしありがたいことです。
感謝して進もうと思います。
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