著者はカレー沢薫さん
なんだか面白そう、と手に取ってみたら
楽しく読み進めるうちに、良い学びを得た一冊です。
というのも、SNSが少し苦手でした。
情報が渦巻く場所であり、同時に多くの感情が渦巻く場所。
自身の感受性が強い事もあり、影響を受けることが怖く
滅多に見ない中で知人からの批判を目にしたこともあった為
抵抗があっての今です。
こうしてブログを書くようになり、SNSを以前より見るようになり
大好きなアニメやイベントの情報をいち早く知る事ができ
楽しさやありがたさも実感しています。
それと同時に、複雑な感情が垣間見える場であることも再認識しました。
良くも悪くも、といいましょうか、
『使い方次第』
では、どう使えば快適なのか。
![ももんが](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2023/12/S__48726043_0.jpg)
Dr.STONEのイベントも、
USJのヒロアカも、
SNSで知れたのです。
![おやつ](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2023/12/S__48726044_0.jpg)
色んな境遇の方の今を知れることは貴重だよね。
頭では、
見たくないものは見ず、楽しい範囲で・・・と理解していながらも、
時にはあまり目にしたくはなかった内容が流れてくることもあります。
しかし、私の場合は今のところ(少しは大人になれたのかもしれない)
良い意味で心が動くことが多く、有益のほうが勝っています。
これも、自分の精神状況にもよるのだと思います。
嘆いている時に追い打ちをかけるような苦しい内容や、
自分とは別世界の幸せいっぱいな内容を見たら
穏やかではいられないのかもしれません。
とはいえ、他言できないような悲しみや苦しみに共感や励ましをもらえる場なこともわかります。
言えないことも、ありますね。 つらいって言ってしまいたい時もあります。
![はにわ先生](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2023/11/429BDE25-6F32-4346-A1D8-B6AB49554951.jpg)
わしよりかわいいハニワを見たら
じぇらしーして、ふて寝するぞい
そんな、SNSにまつわる様々な感情に対する戦略が
おもしろおかしく書かれていて、
本を読ませていただいてからは
「こういう感情の時はこう考えるのがいいかも」と
良い前置き、良い衝撃吸収になってくれています。
表現が斬新でおもしろすぎるので
にやっと共感。
本で読んでいる気がしません。スマホで読んでいる感覚でした。
読んだこの時期がGW真っ只中ですが、それを
「ガッデムウィーク」と。
確かに、ゴールデンな連休を楽しむ方もいれば
この時期ならではのガッデムな激務に追われる方もたくさんいますね。
ネットはこういうことが、じわっとおもしろかったりしますね。
「私は1日68時間ツイッターをやっている」と書かれていて
すっごく1日を煮詰めてる感じがして、その濃縮加減がじわじわきました。
なのでこういった物言いにひたすらセンスを感じて
すっかり好きになってしまいました。
マジじゃないものにマジになってしまった人に、じゃあ自分もマジにならねば、とマジになってしまうのは
SNS疲れの第一歩である。
引用:一億総SNS時代の戦略
名言ですね。
SNSをバランスよく楽しむことは難しい事。
時間を浪費してしまう、精神的に摩耗してしまう、依存性が高い、などの問題を
ブロックやミュートを使いこなし、上手に自分のスペースを整備することが必要、ですね。
大人でも盛大に気持ちが揺れるものなら
子供はもっと揺らされるでしょうし、
自分がある程度使い慣れておくことは、
今後大きくなって、活用することになるであろう子供と
使い方を話し合えていいのかもしれない、と思いました。
![ふかひれ](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2024/03/196D3AFD-36AD-43F3-A305-2C3F308F4944.jpg)
反対に
子供たちに使い方を教わる機会も増えるんだろうね
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