作者は放送作家、たむらようこさん。
マンガを、たむらさんのいとこの八谷美幸さん。
人気放送作家であり会社社長としてバリバリ仕事をしていたたむらさん。
子宮頸がんのステージⅢBだと診断された時
たむらさんは38歳、息子さんはまだ1歳5か月だったそうです。
それから11年たった2020年に
患者の気持ちを知るひとつのサンプルになれるようにと
本書を発行するために行動し、2021年に出版されました。
とても明るく楽しく描かれていて、
笑いあり、涙ありです。
抗がん剤シスプラチンを使った治療は本当に苦しそうでした。
放射線の影響で赤ちゃんが産めなくなる、腎ろう手術、
こんなことが次々に起きたとしたら・・・
想像すると、途端に力が入らなくなります。
特に、ひどい言い方をする先生に退院を促された患者さんの話は
私も思うところがかなりあるため、
ひたすらに悲しくなりました。
わずかでも救いが欲しい時に、
希望じゃなく絶望を言い渡されるだなんて、
とどめを刺されるような思いです。
フランクに接してくれて、良くなる為に最善を尽くしてくれた先生のお話も
心の底から、いいなぁ・・・、と思いました。
美容院も病院も
相性が大事だね
年に一度の子宮がん検診を今月末に予約しているのですが
たむらさんのマンガを読んだことで改めて意味を感じています。
子宮頸がんワクチンも、うつべきか迷っていましたが
10~16歳までの接種で発症リスクが88%も減少するという
科学的データも出ていますし、ねぴーもみぴーも接種できる年齢です。
これを機にちゃんと考えようと思いました。
全力で悪あがきしよう、とたむらさんは言います。
私も、今後またどこか、もしかしたら今だって
体のどこかで何か起きているのかもしれません。
そのためにもセルフケア、検診を続けていきます。
早期発見、早期治療です。
子宮がん検診、乳がん検診、ぜひ行きましょう。
娘たちと公園でピクニックしたり、アイス食べたり、
フリスビーするので死ぬわけにいきません。
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