月曜の夜、夜行バスにて埼玉を目指しました。
しかし今回の旅はトラブル続きで
とてもハードでした。
行きの高速バス
夜10時に難波の繁華街を歩き、バス乗り場に着くものの
スタッフの方々も疲弊しているのか少しピリピリした雰囲気。
利用者の半分が外国の方だったようにも思えて、
意思疎通に難儀している様子が見て取れました。
予約内容に書かれていた乗り場番号を確認しようと近付いたら
拡声器で注意されてしまい。
うぅむ、仕方ない、仕方ないのだ・・・
私がこの状況に慣れて次からうまいことやればいいのだ・・・と思いつつも
乗り場1.2.3番ゲートと書かれていて
実際バスが来たのは9番ゲートで恐怖しました
無事乗れましたが、予約できるバスで条件があうものがあまりなく、
結局少しお得な料金のバスを選択しましたが
4列席はなかなかのハードさでした。
男性が前方の席、女性が後方の席と分けられていて
そこはとても良いと思いましたが
娘たちは私の後ろ、最後尾の席に並んで座り
私の隣には女性が座る事になり、軽く挨拶を交わせたので安心はありましたが
深夜のバスということで、休憩の時間にアナウンスはなく
約二時間ごとにサービスエリアに停車し、トイレ休憩や買い物などを済ませます。
(しかもそのバスはトイレ無しだったので、行ける時にいっておかないと大変)
我が家は夜トイレに行く感じでもなく、娘たちもよく眠るほうで
私自身もあまりトイレにいかないため、大丈夫かな、と思っていましたが
休憩のタイミングで出てみようかと思っても、
私は窓側で、通路側の方が眠っていて、前の席がある程度倒してあれば通る事もできないため
これで本当に2時間待ちでトイレに行きたかったとしたら、
真夜中や明け方に起こしてまでよけてもらう必要があります。
こういう点も、高速バスならでは、ですね。
眠りながら到着できるのは
ものすごくありがたいんだけどね
電車の乗換って、頭も体力も使うよ
知らない土地の、駅名とか路線名とかね
私は眠りが浅く人の動く気配でも起きてしまうほうなので
8時間半の間ほぼ起きていました。
アイマスクや耳栓も、試してみようかとは思うのですが
何かあった時の事を思うとそちらのほうが不安で。
自分ひとりなら気楽ですが、子供が一緒だと母さん必死です。
結局、悪天候と渋滞とで、30分遅れて到着しました。
22日は東海道新幹線の車両事故もあり、もしこちらを利用していれば
それも問題だったので、そこは良かったと思っています。
祖父の家に到着
朝の大宮駅の通勤ラッシュにもまれながらも
どうにか祖父の住む川越市へ。
連日のゲリラ豪雨のせいか、とても蒸し暑く(バス移動中も時々雷雨が)
先に来ていた姪と、祖父が駅に迎えにきてくれて、ほっとしました。
雨のせいで蚊がすごいからやめたほうがいいと祖父が言うのに
せっかくだから少しくらい草むしりがしたくて
姪ちゃんが用意してくれた靴カバーを装着して祖父の畑へ行きました。
スイカをその場でバシッと割って、湯気がたちそうな実を姪ちゃんとかじってみたり。
収穫を終えて先に自転車で家に戻っていく祖父の後ろ姿と
夕陽と稲がきれいで。
こうして毎日のようにこの景色を見て、
ここで生きてきた祖父母の事を思うと。
亡くなった母が幼い姪ちゃんと一緒にこの道を歩く姿が写真に残っていて
その道を私と姪ちゃんと娘が歩いていることに
懐かしさと、さみしさと。
のんびりテレビを見たり、
夕食を姪ちゃんが作ってくれたりと、良い時間を過ごしました。
ハンバーグもスープもサラダも、全部おいしく上手でした。
大人になったなぁ、としみじみ。
小さい頃の姪が記憶の中でニコニコし、
目の前の大人の女性になった姪が娘たちと遊んでいて。
翌日には遠方から姪ちゃんの彼が迎えにきて
かつて一緒にモンハンしたりと多少の交流はあったものの
初めてお会いできて、姪ちゃんを3年3か月大切にしてくれている事に感謝でした。
栃木のお土産をたくさん持ってきてくれて、
普段ならブログで紹介したいところですが
食べるのに忙しくて・・・。
バリバリムシャムシャ・・・
そんなうれしいことがあったというのに、残念なこともひとつ。
ひと月前には「まだ決まったわけじゃない」といっていたのに
「昨日婚姻届け出しました、事後報告で申し訳ないです」と
元夫からLINEが。
何の話し合いもなく。
あっさり決行されてしまいました。
お盆休みには元義実家に遊びに行く予定があるので
そんな話もすることになりますが(今でも仲良くしてくれているのです)
父親とは縁遠くなる、ような未来なのだと思います。
帰りのバスでトラブル
今回、埼玉での乗り場・降り場の選択を見誤り、
すぐ楽天トラベルで変更の手続きをしました。
出発時刻の前に到着していましたが
高速バス乗り場にいる、名簿を持った方がいません。
楽天トラベルからの指示で、当日直接乗務員にも変更内容をお伝えくださいとの事でしたが
乗務員さん2名、こちらに気付いていても降りては来ず、ドアも閉まっていました。
搭乗前に名前を伝えて荷物を積み込む流れがその時点でありませんでした。
不思議に思いながらも見える位置で立っていましたが、
なんと、そのまま発車!
びっくりして、メモしておいた緊急連絡先に電話するも、
「戻る事は出来ないので他の便を予約してください。
その次の当社の便は満車で、さらにその後のバスに空きがあるかも未確定なので
ご自身で今から予約を入れるか、乗務員に伝えて下さい」との事。
大急ぎで予約サイトを3つほど見るも、時間は夜11時です。
当日の便は見つかりません。
ええええぇぇぇええぇええぇえ
絶望であります。
祖父の家まで戻って翌日の新幹線に乗るしかない、と考えましたが
そういうわけにもいかず。
これはもう、ダメ元でかけあってみるしかない!
(忙しそうな中、非常に申し訳なかったのですが)次のバスの乗務員さんに話しました。
バス料金支払い明細などを見ていただき、必死で証明しました。
バス予約の詳細を印刷して、あれこれ念のためメモしておいてよかったです。
そうして下準備していたことで、こういった状況で内容を伝えるのに役立ちました。
バス到着から約10分ほどで名簿確認をして席を案内し、荷物を積み込み、
発車しなければ予定通りの時間に次の乗り場に到着することはできません。
大忙しな事がわかるだけに(乗務員さん、2名ですし)
正直、話を聞いていただけるような雰囲気でもなく。
(そんな中、対応してくださった二名の方に本当に感謝です)
バス会社さんは楽天トラベルから何も聞いていない、ということを含め
聞いていないからこそ、ここから3人乗る事を前のバスの乗務員が把握しておらず
それで発車してしまったとしてもこちらの存在には気付いていたわけで、
幸いこのあとのバスには空きがあると聞いているから、乗れるように準備しますと。
次のバスの方には伝達されていて、
縦に3席になるとの事。それでも3席空いていた事が奇跡です。
降り場が変わってしまうものの、ありがたく乗せていただきました。
お家に帰れるの・・・?
・・・・・・。
緊急電話の対応時に「当日キャンセルになるのでキャンセル手数料が発生しますが
楽天トラベルに今回の状況をご説明していただければ減額になる可能性もあるので
お問い合わせしてください」との事でしたが
結局乗れた、でも乗せてもらったバスは当初予約したものよりちょっと良い、
これが一体、どうなるのか。
そもそもキャンセルなんてしたいわけもなく、
予定通り行っているのに乗れなかったからキャンセル料発生、というのが
解せなかったのです・・・。
近寄ってドア叩くのが正解だったのかな
それはちょっと、まずいような・・・
7/26追記
日中、楽天の方としっかりチャットでやり取りしましたが、
結局それもバス会社の方にはまともに伝わっておらず、
キャンセル料として発生した金額をまた入金することで解決だそうです。
(元の料金で良いという事)
謝って下さいましたし、こちらもその乗務員さんへの感謝を伝える事ができたので
とりあえずは安心しました。
次回からもっと注意しようと心に決めました。
家に帰る
降り場に到着したのは朝8時。
通勤ラッシュ真っ只中。
ねぴーみぴーは思いがけず満員電車を体験。
みぎゃああぁ!!
少し時間をつぶし、帰りの電車へ。
日差しがすごいので腕カバーを装着しました。向かい側に座っている女性もしていました。
でも大宮で腕カバーしている方、ひとりもいませんでした。
偶然かな?
降りたら、ちょっとお金がかかってもタクシー乗って帰ろう、と決めていましたが
タクシー、いませんでした。
タクシーアプリを使う気力もなく、もうここまできたら歩こうか、と。
15分くらいだと思っていましたが徒歩30分歩いてしまいました。
なんでしょう、なんでそんなにかかったのか。
幻覚でしょうか。
ここまで化粧崩れする機会はなかなかないレベルの、
顔面まだらの、どろっどろの赤い顔と滝汗。
いつも車で5分もかからず通り過ぎる道なので、
どうしようもない気持ちになりました。
姉が渡してくれた塩分タブレットを思い出し、
もやもや歪む暑さの中で九死に一生。
ポーションだよ!
体力30回復、状態異常回復効果だよ!
家につき、娘たちをシャワーに入らせ、
その間に寝室のカーテンを閉め切り、暗くし、冷房をつけました。
ボトルふたつ分のお茶を作って冷蔵庫に冷やし、
旅行の衣類を分けて洗濯の準備。
その後私もシャワーしましたが、
最後にメイクをしたのは昨日の朝です。
24時間肌についたままで健やかなはずもなく、
汗と汚れで顔のあちこちで炎症が・・・。
すべて洗い流し、保湿し、
涼しい寝室で5時間ほどみんなで眠りました。
夕食は自転車で2分のラーメン屋へ。
ガツガツ食べて、アイスを買って帰宅。
洗い流して眠った事で顔の炎症が少し落ち着きましたが、あちこち皮むけが。
抗生物質の軟膏のおかげで、こんなダメージもどうにかなるので、
ありがたいことです。
その後、祖父に連絡し、この旅が終わりました。
目が日焼けしたようでヒリヒリ、肌もチクチク、
飲んでも飲んでものどの渇きがおさまらず。
歳というのもなんですが、やはり、体力がないです。
これじゃいけない実感。
また元気にあちこち旅行できるように、体力作りに勤しもうと思いました。
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