天然石や鉱物、宝石もそうですが
石が好きです。
![](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2024/02/27759579_s.jpg)
美しいもの、形状が独特なものなど
見入ってしまうものの、知識はなく。
以前、手に取ったこの本が凄すぎて
あまりの情報量に感動し、即購入した一冊です。
作者は、なかがわみどりさん、ムラマツエリコさん。
![](https://momongayama.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ぐるぐるシリーズ
本書を含む「ぐるぐるシリーズ」について。
旅を楽しむコツであったり、
具体的にハワイをレンタカーで楽しむ情報、
タイの7都市を程よい旅スタイルで巡るコツやこだわり、
モロッコでの安宿のコツ、砂漠での過ごし方、
簡単にできるラッピングのコツについての本もあり
すごいことがすごい量で、わかりやすく楽しく書かれていて
おもしろい事この上なし。
もしかしたら、できるかも、と思えるくらいに
わかりやすい解説でわくわくします。
宝石を使った実験が写真で見れる
同じ成分なのに違う鉱物であるダイヤモンド(金剛石)と
グラファイト(石墨・黒鉛、鉛筆の芯)
どちらも同じ炭素という元素でできている事の解説が
結晶構造の違いであったり、成長した環境の違いであったり
理由がわかるとなんだかうれしくなります。
![みそ](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2023/11/6E786BAE-CAD0-4517-924A-974B050EE105.jpg)
えんぴつの芯の元なんて
ボク初めて見たよ~
一番硬いダイヤモンドって、どうやって研磨するのか
気になった事はありませんか?私はずっと不思議でした。
おかげさまでその謎も解けましたし
宝石の硬度を表す「モース硬度」かたさ対決のページも
文章じゃなく会話形式で書かれていることで読みやすく
終始楽しく読めてしまうのです。
めくればめくるほどに知識が身についていきます。
ダイヤモンドVSルビー(コランダム)
面と面をこすり合せたらどうなるか、どんな音がするか
どんな傷がつくか。
並べて固定して両側から圧力をかけたらどうなるか。
そんなこと、一生自分では試さないことなので
すべてが新鮮です。
河原の石探索
私も小さい頃から探索していました。
かつて、幼なじみと自転車で1時間近くかけて隣村まで行き
川の下流で石を拾ったものです。
福島は自然豊かで、川や湖、海や山が身近だったので
自然の中で遊ぶことが日常でした。
貝殻を拾ったり、きれいな石を集めてみたり
本当に楽しかったのです。
それを思い出すかのような河原探索の記事に
行きたくなってしまってそわそわしています。
![](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2024/02/28357438_s.jpg)
探索に必要なアイテムや装備が書かれていて探検感満載!
石英、瑪瑙(めのう・アゲート)玉髄(カルセドニー)
見分け方や特徴など、今すぐ実践したい内容です。
手持ちルーペとハンディ顕微鏡、UVライト
最近の顕微鏡は非常に進化していて、
スマホに映し出すこともできて、これは子供も喜びそうです。
自由研究にも活躍しそうです。
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水晶の観察
水晶にあらわれる様々な特徴について解説されています。
![](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2024/02/28556269_s.jpg)
↑こちらは虹(アイリス)
内部の薄いヒビに光が当たると虹があらわれます。
UVライトを当てると蛍光するものは
古代に閉じ込められたオイルなのだそうです。
針入り水晶、苔入り水晶、
別の鉱物を取り込むことで、まったく違う鉱物に見えます。
他にも、味がする石、毒のある石、
良い音のする石、UVライトで光ったり色が変わる石
石の魅力は無限です。
古代人アクセサリー事情
ひとつ、とても驚いたのは
古墳時代には翡翠(ひすい)や琥珀(こはく)など
勾玉や首飾りを身に着けていたのに
飛鳥時代くらいから明治時代までの千年以上もの間
日本人はアクセサリーをつける文化がなかったという事。
そしてその理由は「謎」のようです。
確かに、卑弥呼くらいの時代は呪術的な意味合いや権力で
何か付けているイメージがありましたが
![](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2024/02/3746748_s.jpg)
お侍さんや大名が宝石をつけているイメージはないです。
女性のかんざしや帯留めなどで、
多少使ってるのかな?と思うくらいで
石を彫ったり磨いたりする文化はあったはずなのに
不思議に思いました。
世界中の砂浜の、砂
モロッコ、メルズーガのシェビ大砂丘の砂は
拡大するとほとんどが石英なのだそうです。
土のように見える濃いオレンジの砂丘が、石英の粒だなんて。
(↓ここです)
![](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2024/02/3697700_s.jpg)
インドネシア、メノ島の砂は白くて細かい珊瑚の粒に
赤い珊瑚のかけらが混じっていました。
インドネシア、ロンボク島のタンジュンアンビーチの砂は
まんまるの砂粒で、タピオカの煮る前のようです。
他にも世界中の砂粒が掲載されていて、
日本の各地の砂も載っており、千葉の勝浦の砂は
肉眼で見ると地味な砂でそんなに見どころを感じないのに
ルーペで見ると、1ミリ以下の巻貝が混じっていて
カラフルでとってもかわいいのです。
あちこちの砂を顕微鏡で見たくなります。
![はにわ先生](https://momongayama.com/wp-content/uploads/2023/11/S__48529449.jpg)
ももんがの趣味がまた増えるのぅ。
大阪の砂と、福島の砂の違いを見てみたいです。
![](https://momongayama.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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