じわる哲学 ハッピーエンド小説家が考える幸せのタネ① 【読書感想文】

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作者は森沢明夫さん、漫画は天沼琴未さんです。

なんせ、きれいでやさしい色使いのイラストが

かわいくて、ほっこりします。


ゆるくてニコニコの、主に野菜のキャラ達。

ゆるい哲学が半ページ、その漫画が半ページで

やわらかーく哲学を教えてくれます。

(特にサーモンとヤングコーンがかわいくて好きです)

  

「すごい人」にはなれなくても「素敵な人」にはなれる

「成功者」にはなれなくても「幸せ者」にはなれる

じわる哲学より引用


人は誰でも他人と比較して

「自分の足りないモノ」の存在に気付いてしまうけど

そんな時はあえて、他人の足りているモノを褒めたら


足りない自分にがっかりしているより気分がいいし人間関係も良くなり


幸せを感じられる、
と。



これはまさしく、私の生き方です。

劣等感たっぷりの半生でしたが、この一年くらい、

霧が晴れるというか、執着を捨てきれたというか、

夏に二度目の乳がんを治療したこともあって

潔く過去の自分に決別できたのです。


「すごい人」にも「成功者」にもあまりひっかからないけれど

「良い人」「幸せな人」ではありたかったので、

私の生き方はこれで合っているんだろうと、答え合わせできた気分でした。


人のステキなところを見つけるのがものすごく好きです。

そして私はハッキリ本人に告げます。

「あなたのこういうところが素晴らしい!」と。

「ありがとう、でもよく言えるね、なかなか気恥ずかしくて言えないものだよ」

と言われる事もよくあるけど、

時間=命だと思ってるので、

思った時に言わなきゃ次はいつ会えるかわからないし

私はその人と接する中でステキなところを知れた事が

ひたすらラッキーだと思うので

言いたくて仕方ないのです。



中には言われたくない人もいるかもしれませんが、

機嫌取りではなく、お世辞なんかじゃなく。

言いたいから言うんです。思った時に。賞賛も感謝も。

言ってほしいから言うんじゃなく、

その人の存在と、一緒にいる時間に感謝、なのです。



毎日一緒に過ごす娘たちの事も、

相当褒めてます。私が褒めずにいられるわけもなく。

(もちろん、がっつり叱ったりもします

おかしく見えるかもしれない。白々しい?親ばか? 
 
でもいいんです。

言ってる私が幸せで、言われてる娘たちも幸せそうに笑うから。

そのせいか、娘たちは自己肯定感がしっかりあって、

「自分が好きで大切、うまれてきてよかった」と言ってくれるので

言葉や愛は、その都度表現することで幸せのタネ、になると信じてます。



穏やかな気持ちで哲学を感じられる作品、良いですね。

イラストのかわいさと優しいお話がとっつきやすく、

笑顔を誘発します。

種類の違うお互いを認めて称え合う姿が刺さります。

前半の頑ななキャラが、後半には心ほどけていて

「よかったね、もう大丈夫だね」なんて

親心のような気持ちで安堵したり。

子供さんと一緒に読むのもオススメです。

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